ジョブ・クラフティングコンサルタント 石田映子

約20年間、男性優位の環境で数少ない女性として、様々な役割を担ってきました。

どの役割もいつも楽しかったので、同じ職場で働く同僚や後輩からは、「いいな」と言われ、なぜいつも楽しそうなのか、モチベーションが落ちることはないのか、と不思議がられました。

振り返ると、私は、自分も含め、一緒に働く人たちとともに、楽しく働くために何ができるかを常に考え、そこにフォーカスして行動をしてきたことに気が付きました。

本音でメンバー一人一人と丁寧に向き合い、指示命令というより「自分で考える」を促すコミュニケーションを続けてきたからだと思います。

 

とはいえ、出産、育児休暇復帰を経て短時間勤務になり、急に仕事に対するやりがいを見失い、戸惑った時期もあります。

楽しく、やりがいを感じていたはずの仕事に、意味を見出せなくなり、こんなはずじゃなかった…と悩みました。

その時、改めて「自分はどんな風に働きたいのか」「どう生きたいのか」を考えました。

自問自答を繰り返して、再び楽しく働く環境を、自力で作ることができるようになりました。

 

その後、自分の行動と思考が、ジョブ・クラフティング(※)の概念に一致することが多いことに気づきました。

「ジョブ(仕事)」を自分自身の力で「クラフティング(つくる)」ことができれば、主体性も向上し、意欲は太陽光発電のように、自分の内側から、自家発電できます。

自家発電でつくる意欲は、周りに頼らないので、持続することができます。

私の経験と、実際の行動をもとに、ジョブ・クラフティングの理論を取り入れ、もっと楽しく仕事をしたい人のために、小さな自家発電のしくみをつくっていくことを、全力でサポートいたします。

 

ジョブ・クラフティングが作る未来

これからは、自分らしさを活かし、AIにはできない仕事をしていく時代になります。

「自分らしさ」が何かを見つけ、仕事を楽しくするためにできることは何か、職場でどのように活用するかを考えながら、主体性を向上させたら、必ず仕事は楽しくなります。

個人が力を存分に発揮できるようになれば、組織のパフォーマンスも向上していきます。

 

個人が輝き、自分らしさを大切に自律的に働く人が増え、お互いの違いを認め合い、その結果生まれた笑顔が、仕事、家庭、社会に循環することを目指します。

 

プロフィール

石田 映子

1973年名古屋市生まれ。

約20年間、大手IT企業、スタートアップベンチャーに勤務し、男性優位の環境で数少ない女性として、無意識に男性化した働き方をし、プロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャー、スクラムマスター、女性社員のメンター、リクルーターなど、様々な役割を担う。

メンバー間の絆が強く、助け合え、楽しく、周りから名指しされる信頼性の高いチーム作りに成功。

2012年に娘を出産後、短時間勤務で職場に復帰。

残業できる=仕事に挑戦できる という図式が自分の中に存在したことに愕然とし、短時間勤務でありながら仕事にやりがいを見出すために何ができるかを考え、悩む日々を送る。

悩みながら、以前のように楽しく働くために何ができるかを考え、実践するうち、「楽しく働く」ための発想、行動を促すサポートをすることを決意。

 

ワーカホリックに働いた時代は仕事もさることながら、独身生活を謳歌。

海外の秘境巡り、温泉旅行、クラシック音楽鑑賞、ゴルフなど、楽しすぎて恋愛に縁がなく、上司からも心配されていたが、3歳年下の夫に救われ結婚。

本質をズバッと突いてくる2012年生まれの娘と3人家族。

早起きと料理が苦手な致命傷を持つ母でもある。

 

※ ジョブ・クラフティング

米イェール大学経営大学院 エイミー・レズネスキー准教授とミシガン大学のジェーン・E・ダットン教授により提唱された理論。